強迫性障害という自分の病気を大切な人に説明するとき

おつかれさまです、強迫性障害主婦の🈂です。

強迫性障害ってなんだろう。この病気じゃない普通の人にどう説明したらいいのかわからない…
そのように悩んでいる人がSNSを観ていて、とても多いと感じました。

ということで今回は、「強迫性障害を知らない人に一言で伝えるとしたら?」というテーマのお話です。
そうじゃない人にちゃんと伝えるってのは、学校で教えてくれないからいくつになっても難しいのよね

あなたの大切なパートナーだったり、親族に対して説明するときに使っていただけるように、という想いで書きました。

愛するみなさんに、🈂からのつまらんお節介と思ってください。

目次

強迫性障害を知らない人に一言で伝えるとき、なんて説明する?

🈂の答え:強迫性障害は、不合理な考えや行動を繰り返しやってしまうという精神疾患です。

私たちの病気は“自分の意思に反して”強迫観念や強迫行為をしてしまうことに悩まされる。という病気ですよね。

強迫観念→強迫行為を繰り返し悪化する厄介な病気

強迫観念とは、自分の意志とは無関係に、繰り返し頭に浮かぶ不安な”考え”のことです。
例えば、「もしも自分が事故を起こしたら」「汚染されるかもしれない」といった恐ろしい考えが頭から離れないなどです。

そんでもって、その先にあるのが強迫行為って順序です。

強迫行為とは、強迫観念に対処するために無意識に行う”行動”のことです。
例えば「手を何度も洗ったり、物を何度も確認したりするなど」合理的ではない行動を繰り返すのが特徴。

この強迫観念と強迫行為のサイクルが、生活に大きな影響を与えてしまうのが強迫性障害の問題ってわけ。

どうかな、まさにそれ!って思ってくれたらいいのだけれど

心の病は風邪じゃない

いまは認知行動療法だったり、SSRI系の投薬療法があって、症状を和らげることができるんですが
どれも治るという感覚じゃなくて、紛らわすという程度です。

投薬なんて、なんにも考えなくさせてボケーっとさせる薬ですし。

医療機関に相談することは大切ですが、身体に合う合わないがあるので最適な治療を考えていくことが大切です。

よく精神病はこころの風邪と例える人がいますが、それは違うぞ。やってくれたなSNSに溜まるエセメンクリカウンセラーどもめ!
普通の人が誤解する例え話はやめたまえ

そんな私の日頃の不満はさておいて…

何が言いたいのかって、風邪はルル飲んで寝れば治るでしょうが、強迫性障害はそんな簡単には治らんのですよ

治療はどれも”マイルドにする”って感じですので、「病院行けば治るでしょ」は間違いなんです。
だから困ってるんですよ、ねーみなさん

病気と向き合うにはサポートや理解が大切

本人でなければ理解することが難しい病気、それが強迫性障害だと痛いほど実感しています。
そしてやっかいなことに、この病気は周りに迷惑をかけてしまう病気でもありますよね。

なかには大切な人と病気がきっかけで離婚なんてこともあるようです。

ちゃんと説明してあげるのが思いやり

そんなやっかいな病気になってしまった以上、私たちは生活を共にする人に対して、ちゃんと説明するのが筋ってものじゃなかろうかと。私は思うんです

まだちゃんと話せていないとしたら

打ち明けるのには勇気がいるかもですが、一ミリでも理解が得られるなら、相手に話すべきです。

・きっとあの人ならどんな私でも受け入れてくれるだろうなどという慢心
・話して嫌われたくないという自信の無さ
・どうせ理解されないし…という放棄

こんな気持ちは今すぐポイと捨てちゃいましょう。

そうやって大切な人なら、なおさら真摯に向き合わないとダメですよ。どーでもいい人には話す必要ないけどね
それが相手を想うということだから

「後悔したときには遅い」ってこと、よくあるでしょ?みんながそうなると私は悲しいの
だから、もしちゃんと話していないという人がこのブログを読んでいたら話してほしい。

まさに、肉を切らせて骨を断つ。です。

カミングアウト(肉を切る)して最悪の事態を避ける(骨を断つ)ってピッタリ当てはまるでしょ?

この考え方が、あなたがどん底に落ちる前に救ってくれるかもしれない。っという話でした。
ここまで読んでくれるあなたは、しっかりものだからきっと大丈夫です

お節介はこのへんで、今日はおわりです。
SNSから来て読んでくれたフォロワーさんたち、本当にありがとう。

また次回

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