【子育てと強迫・第3話】心身ズタズタ夫婦に追い打ち。息子が胃腸炎に

おつかれさまです、強迫性障害主婦の🈂です。

相変わらず幼稚園に登園しては感染→小児科を繰り返していた私。
心身ともにズタズタになり、もう修復不能なまでに追い詰められていました。本当に登園するのがイヤで、幼稚園のアプリや電話で先生から連絡が来るのが憂鬱で仕方なかった。

「こんな母親でごめんね」

私の過去と同じような状況で、今悩んでいる人に読んでもらいたい。

登園→発症→通院→看病→登園を繰り返し、家族全員もう気力も体力も底をついていた。

けど、なるべく幼稚園に通わせなきゃみんなにどんどん遅れをとってしまう。息子が馴染めなくなったりしたらどうしよう…という焦りがさらに追い詰めてくる。

このままではいけないと思い、『夏休み明けからは、息子の風邪が完治するまではしっかり休ませよう。それから登園させよう』と決心。

やっと風邪の症状が出なくなったと一安心した頃にすぐ登園させると、まだ免疫が下がっているからなのか一瞬でダウンしませんか?その対策として、完治してしばらく安静にする作戦をとっていました。

この時点では、私の強迫性障害はまだ悪化していませんでした。なんとか休ませながらも、息子を幼稚園に通わせられていました。

しかし、冬が近づくにつれて感染症が大流行。その流行のれいにもれず息子も風邪をひく。

小児科には冬場はとくに行きたくなかったのですが、見殺しにはできないので連れて行ったある日

ついに嫌な予感が的中
小児科で息子が胃腸炎をもらう。死

悔しいことに、原因は明らかなんですよ。だって病院以外に外出してないから

その小児科には「診察を終えた子どもにメダルをくれて、院内にあるガチャガチャを回せる」というご褒美があった。
感染症フィーバーなのに、ガチャガチャをやらせてしまったんです。今思えば脇が甘すぎる

幸い症状はあまり酷くはなかったものの「こんなに対策をしても感染する」と自分の感染予防対策が足りないのではと疑い始めるようになりました。

異常なほどにまで潔癖が悪化してしまったのはこの出来事がきっかけです。

どれだけ感染源を避けた生活をしても、徹底的に消毒をしても「これじゃ足りないのではないか」と不安になってしまうんです。
それからは、”すべて汚い”と思うようになり消毒する範囲が一気に広がりました。

消毒の面倒臭さと感染の恐怖から、どこにも外出できなくなり、まるで琥珀に閉じ込められた虫になった感覚でした。

息子の体調が戻った後も、「また幼稚園に行かせれば同じことの繰り返しになるのではないか」と考えると恐怖で、息子を幼稚園に行かせられなくなって
気づけば、そのまま登園拒否状態になってしまったんです。

こうして、今では家族全員が引きこもりニートのような生活をしています。
息子の生活がどのように影響を受けていったのか、次回はさらに詳しくお話ししたいと思います。

ということで今日はおわりです。また次回

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