【子育てと強迫・第2話】夫の変化

おつかれさまです、強迫性障害主婦の🈂です。

前回、子どもの不調が続き、夫が壊れてしまったというところで終わったのですが、今回はその続き
「夫の変化」についてお話しします。

子どもの体調不良は本人もツラいですが、看病する側にも大きな負担になります。
そんな状態が数カ月続くと…子どもよりも親がダウンすることもあるんです。
同じ状況で悩んでいる、苦労している人に”無理をしすぎないで”と伝えたい。

私の夫は会社員で、月曜日から金曜日まで仕事があるのが当たり前でした。
しかし、週末は病院通いが続き、ストレスや疲労が重なったのか、次第に胃の調子が悪くなり始めたんです。

夫は毎晩夜中に具合が悪くなるようになり、目覚めてしまってからはそのまま寝ずに出勤する日が多くなりました。
このような状態が続くと、当然仕事にも支障が出てしまってさらにストレスが溜まるという悪循環に

さらに私自身も、息子の体調不良や夫の体調不良の両方に怯え、眠れない日々が続きました。

そんなある日の朝のことでした、夫から一通のラインが届きました。写真が送られてきたので開くと

その写真に写っていたのは、
血まみれになった便器

「痔じゃない?」って疑うようなレベルじゃなく、一発で「これはやばい」そう察した。

その正体は血便。ありえないほどの量の鮮血で、量は下に溜まった水まで真っ赤に染めるほどでした。白いはずの便器が血で見えなかったのを覚えています。

それから翌日も、また真っ赤な写真。

夫も、「これはただ事じゃない」と思ったらしく、突然タバコを吸い出したりして…なんだか人生を諦めたように自暴自棄になっていきました。
数日間血便が続いたところで、緊急検査をすることに


病院へ行くと、次から次へと大きな病院を紹介され、たくさんの検査を受けることになりました。
具体的な症状や検査内容についてはここでは省略しますが、結果に異常は見つからず、最終的に精神科を紹介されました。

そこで夫は”適応障害”という診断を受け、精神科に通うことになってしまいました。
私が強迫性障害に苦しんでいる中で、夫が先に壊れてしまった。

この間も、幼稚園の洗礼は続いており、私たちにとってはまさに生き地獄のような状況でした。

夫の体調不良と私の恐怖症が重なり、家庭全体が崩れかけていくのを感じました。

「この状況が続けば、すべてが崩れてしまう」そう感じた私はこれまでの生活を変えていきます。
当時はまだ幼稚園を辞めるという決心はついておらず、どのように乗り越えていくかが大きな課題でした。

傾いた天秤を正すためにした私の考えについてを、次回からはお話ししたいと思います。

ということで今日はおわりです。また次回

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